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毎日のスキンケアはどうしていますか?

理想の美肌を目指すには、正しいスキンケアの順番や目的を知ることから理想なお肌を手に入れることができます。もちろん高い化粧品もいいという人もいますが、その手入れの仕方が間違っていたら無意味になりますよね。

スキンケアの方法はひとつではなく、肌の状態や季節、悩みに合わせた方法で取り入れることが大切。この記事では朝・夜の基本的なスキンケア方法、年代別、お悩み別の手順などもお話しますね^ー^

朝のスキンケア 目的

朝のスキンケアの役割は、寝ている間にかいた汗や皮脂、顔についたホコリやチリを落とすことからスタート。洗顔で汚れを落としたあとは、うるおいのあるツヤ肌を1日キープするためにしっかりとスキンケアで保湿して、乾燥や外部刺激を通しにくくすることが大切。

<朝スキンケアの順番>

洗顔→化粧水→(美容液)→乳液・クリーム→日焼け止め

スキンケアアイテムを使う順番としては、水分の多いものから使用し、油分の多いものを後に使うのが基本。まずは、洗顔フォームやクレンジングを使って、睡眠中の汗や角質などのあらゆる汚れを洗い流して、肌を清潔にしておくといいですね。余分な皮脂や汚れを洗い流すことで、肌荒れの予防につながる。

洗顔後、化粧水でたっぷりとうるおいを与えて保湿したあと、美容液で栄養を与える。乳液・クリームでふたをして、うるおいを閉じ込めて。1日のはじめに保湿をすることで、メイクがノリと持ちもアップ。そして、日焼け止めをわすれないようにしましょう!一年中紫外線はあります。曇っていても忘れないようにしますね★

肌のうるおいはバリア機能をアップさせて、紫外線や花粉、ホコリなどの外的刺激から肌を守る役割も。この後にメイクをすることや日焼け止めを塗ることを考えると、朝の乳液・クリームはつけ心地が軽いものを選ぶのがベターですね。

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夜のスキンケア

夜のスキンケアは朝と違い、日中に受けた乾燥や紫外線、ホコリなどの刺激や汚れやダメージを落として、リセットさせる目的も。寝ている間に奪われてしまう水分を抑え、肌の生まれ変わりをサポートするため、スキンケアで栄養を与えて。

<夜スキンケアの順番>

クレンジング→洗顔→化粧水→パック→美容液→乳液・クリーム
日中に受けた紫外線などのダメージから肌を回復させるため、お肌の汚れを落としてから、たっぷりと保湿をしてうるおいを与えると◎。

まずは一日の汚れをしっかりと落とすため、クレンジングでメイクや皮脂汚れを落としたら、次は洗顔。クレンジング剤の洗い残しや古い角質をオフして。朝の土台をつくるために、夜のスキンケアは朝以上に念入りに。洗顔後はスキンケアの浸透を助けるために、まずは化粧水で保湿をして肌を柔らかくほぐすのがいいでしょう。乾燥が気になるときは、ブースターオイルの使用もいいですね。

化粧水の後は、美容液で紫外線や乾燥した空気にさらされて日中ダメージを受けた肌に栄養を与えて。起床時の乾燥を最小限に抑えるため、仕上げは乳液・クリームでうるおいをキープするのがGOOD。

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季節によっても同じようなスキンケアは危険!

●春のスキンケアは環境の変化や花粉症に注意!!!

春の暖かくなるのが嬉しい一方、花粉症の人には憂鬱な季節かもしれません。季節の変わり目の寒暖差で、お肌も不安定になりがちです。また、多くの人が生活の節目を迎えますので、新生活のストレスがかかりやすい季節でもあります。

春のスキンケアでは、こうした不安定な肌にできるだけ刺激を与えないようにすることが大切になります。花粉症の人は身体にアレルギー反応が出ていてお肌も敏感な状態です。外出から帰ったら玄関先で髪の毛から足元まで花粉を払うようにしましょう。外出する際はマスクやメガネで顔や眼を覆いましょう。

外界からの刺激に負けないためには、お肌のバリア機能をすこやかに保つことも重要です。暖かくなったからといって油断せず、お肌の状態をチェックしながら丁寧にスキンケアを行いましょう。そして、新しい環境によるストレスはその日のうちに解消するのが理想的です。

何といっても紫外線が気になる季節です。紫外線はシミやシワの原因になるだけではなく、皮膚の乾燥を促進し、お肌の老化を招く要因ともなります。目に見えない紫外線ですが、対策をしておくことで将来の肌に大きな差が出てきます。

★夏は紫外線対策と汗のケアを重視

日傘や衣服などで日よけをする工夫をして、日焼け止めを適切に使うことが大切です。たっぷりの量を外出前に塗り、汗をかいたらこまめに塗り直すと効果が持続します。ただし、日焼け防止効果の高い製品をむやみに使うのは考えものです。効果が高い分、成分による肌への負担も大きくなります。通勤や買い物などの日常的な外出や、日当たりのよい室内での使用であれば、SPF15~20/PA+~++程度で十分です。

さらに夏場は、汗の刺激によるお肌のトラブルも起こりやすくなります。健康な肌は弱酸性ですが、汗をかいた肌は中性に傾いて刺激に敏感になっています。タオルで押さえて拭き取りましょう。このとき、顔のテカリを気にしてあぶら取り紙を多用するのはNG。肌のバリアに必要な皮脂まで取り去って、肌荒れを悪化させる可能性があります。汗は水溶性ですので、水だけで顔を洗うほうがお肌には負担をかけなくて済みます。

★秋は肌トラブルが目立ちやすい。「ダメージケア」と「保湿」が大切

暑さも和らいで過ごしやすい秋ですが、一年で一番お肌がくすみやすい季節ともいえます。夏に浴びた紫外線の影響が時間をかけて出てくるためです。朝晩の寒暖差が激しくなって自律神経も乱れやすく、空気も乾燥して肌トラブルが目立つようになります。また、ヨモギやブタクサなど秋の草花による花粉症も、肌の不調を招く要因です。

秋のスキンケアでは、まず夏のダメージをケアして、冬に向けてお肌を整えることに重点を置きましょう。夏に降り注いだ紫外線で皮膚にはメラニン色素が蓄積しています。さらに、強い紫外線を浴び続けたことで肌の角質も厚くなっています。角質を柔らかくし、メラニンを排出させるために皮膚のターンオーバーの働きを促すことが大切です。拭き取り化粧水やクレンジングなどでやさしく角質ケアをしましょう。スクラブなど肌への負荷が強いものはおすすめできません。

夏の時期と同じさっぱりとした保湿ケアでは不十分です。できるだけ早めに秋冬向けに切り替え、水分と油分をたっぷりと補うように心がけましょう。

★冬のスキンケアは「血行促進」と「保湿」に注力

空気の乾燥によって、肌トラブルやかさつきが目立ちやすい冬は、保湿ケアを重点的に行なって。

まずは、顔の油分や水分を洗い流さないよう、クレンジングや洗顔はマイルドなものに切り替えて。その後、保湿成分が多く含まれたスキンケアを使って、水分や油分が補うこと。スキンケアの仕上げに、乳液やクリームを塗ってうるおいを閉じ込めて。パックやマスクなどのスペシャルケアを取り入れるのもおすすめ。

冷えや寒さで血行不良になりやすいため、体を動かしたり、マッサージをしたりして、内側から体をあたためて。年末年始の忙しさで心理的なストレスから解放できるよう、ゆっくりとリラックスできる時間を大切に。

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まとめ

どの季節にも共通していえる大事なポイント、スキンケアの一番の基本は「清潔」と「保湿」です。とくに女性は男性に比べて皮脂の分泌が少ないうえ、年齢とともに分泌量も減っていきます。水分と油分の両方を肌に与えることでカバーできますが、そのためには適切なステップを踏んでケアすることが重要です。

●余分な汚れを落とす
肌に水分を与えようとしても汚れがついていてはうまくいきません。肌にはホコリや微生物が付着したり、古くなった角質の細胞や余分な皮脂、汗などが排出されて溜まったりしています。保湿の前にはこうした汚れを取り除くことが必要ですが、このとき汚れと一緒に必要な分の皮脂まで洗い流したり、皮膚を強く摩擦しすぎたりする傾向があります。

肌に負担をかけないよう、まず顔全体をぬるま湯で流して洗浄剤で汚れを落とし、そのあと流水でしっかりと洗い流すことが大切。このとき肌をこすらないようにしましょう。洗浄剤で顏がピリピリする場合は、製品が肌に合っていないのかもしれません。汚れの7~8割はぬるま湯で落とせますので、とくに肌の弱い方は合成界面活性剤など刺激の強い洗浄剤は極力使わないほうがよいでしょう。顔は身体の中でも一番肌が薄い部分です。熱いお湯や強い洗浄成分を使った直後はさっぱりした気分になるかもしれませんが、肌を守ってくれている皮脂膜まで除去してしまうと、結果的にお肌はカサカサになります。
★化粧品は家に帰ったらできるだけ早く落として肌を開放してあげましょう。

●「保湿」には水分と油分の両方が必要
汚れを落としたらすぐに、肌の角質層に水分と油分を補いましょう。化粧水だけでも潤ったような気がするかもしれませんが、そこで安心してしまうのはNGです。化粧水が蒸発するときに肌の中の水分まで奪われますので、油分を一緒に補うプロセスは必須です。とくに皮膚の薄い頬や目の下などは、二度に分けて保湿をしもよいでしょう。こめかみのあたりや耳まわりまで、手で温めるようにしてまんべんなく塗ります。

●刺激を避ける
普段の何気ないケアの仕方や習慣が、肌に負担をかけて肌荒れやニキビの原因になっているかもしれません。スキンケアではできるだけ顔に触る回数を少なくして、摩擦を避けるようにしましょう。
また、頬杖をついたり髪をいじったりするなど顔まわりを触るクセのある人は要注意です。汚れの付着や肌への刺激となり、気づかないうちに肌トラブルを増やしている可能性があります。
紫外線も「光老化」の原因になりますので、一年中対策が必要といえます。屋外や、室内でも日当たりのよい場所で過ごすことが多い人は、とくに日焼け防止のケアに気を配りましょう。

これまでに挙げたような外側からのケアに加えて大切なのは、内側からキレイを保つことです。肌の状態は睡眠に大きく左右されますので、質のよい睡眠をとるよう日々気をつけましょう。そのためには、バランスのよい食事内容を心がけ、骨格を正しい位置に保ち、血液やリンパの流れをスムーズにして代謝をよくすることが必要です。季節の移り変わりにも柔軟に対処しながら、内側と外側から美しい肌を作っていきましょう。

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